Rstudio-server on Gentoo (x86)
自宅LANの中で私的に運用しているサーバーにRstudio-severをインストールしたときの覚書。
ビルド環境
Rはcranから入手したソースコードをビルドした。
なお、configureに際して“--enable-R-shlib”オプションを指定する。
ビルド
サーバーに一般ユーザーでログインして下記のコマンドを実行する。
wget https://github.com/rstudio/rstudio/tarball/v0.94.84
tar zxvf v0.94.84
cd rstudio-rstudio-61a20e9/dependencies/common
./install-boost
./install-gwt
cd ../../
mkdir build
cd build
cmake -DRSTUDIO_TARGET=Server ../
sudo make install
使用したRstudioのバージョンは0.94.84。これを解凍すると、rstudio-rstudio-61a20e9というディレクトリが現れる。
boostとgwt(google web toolkit)は同梱されているインストーラを使ってインストールした。
起動
ユーザー認証のためにpam設定ファイルを/etc/pam.dに転送する。
sudo cp /usr/local/lib/rstudio-server/extras/pam/rstudio /etc/pam.d/
Rstudio-serverの起動は、直接rserverデーモンを実行する。
sudo /usr/local/lib/rstudio-server/bin/rserver
アクセス
Rstudio-serverへはサーバーのポート:8787を通じて行なう。
最初にユーザー認証が求められるので、サーバーの一般ユーザーとしてログインする。